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技術提案作成支援


 現場調査に同行し、現場環境条件や設計図書の内容を勘案することで発注者の心配ごとを明確にします。さらに、ご一緒にブレーンストーミングを行い、当該現場独自の提案の作成を支援します。
 技術提案には、新技術(NETIS)を採用すれば、評価されるという段階から、なぜその技術が必要とされるのか具体的に説明しなければ、評価されない時代になってきました。つまり、どのようなリスクが、どの工程で生じ、そのリスクはどの程度の重要度にあるのか、そのリスクの程度に対して、新技術を創意工夫として捉え、その効果を定量化あるいは明確な定性化として記載しなければ、なかなか評価対象となりません。
 新技術を単に解決策として提案することは、いずれネタ切れとなってしまい、コストばかりかけても評価点が得られないということになります。そこで、本事務所の技術提案は、ISOシリーズのプロセスアプローチ手法を参考に、様々な状況に対応する技術提案を洗い出します。その効果を、定量化することで、発注者の心配ごとを解決します。この手法をマスターすれば、リスクの洗い出しが一度行った工事に対して終了していますので、万が一評価点数が低くても、次回は高い評価点が期待できるスパイラルアップの改善となります。
 ぜひ、技術提案をプロセスアプローチの考えで行ってみてください。技術提案をどのようにしようかと毎回悩んでいらっしゃる担当者にとっては目の前が明るくなる手法となるはずです。

                         技術提案書作成のポイント
@現場調査の事実が理解されるような記載方法が必要となる。
Aなぜこの提案をするのか分かりやすく書く。ただし、これが発注者の視点と異なれば、いくら新技術を提案しても評価は難しい。
B使用材料の仕様・規格を明確に記載する。あとで検査ができるようにしておく。
C応札者全てが同じ技術を提案した場合、当たり前と思われる。ここで他の応札者との差別化を図る一工夫をする。
D見栄えも勝負のうち、一マスの中で、統一感をだす。空白の美も追及する。
E誤字・脱字は論外。技術用語は土木学会・建築学会共通原則(JISA 0203「コンクリート用語」)も参考に記述すること。
  例)ミキサー→ミキサ、ブリージング→ブリーディング、練り混ぜ→練混ぜ、材令→材齢、打ち継ぎ目→打継目等
F添付資料も勝負のうち。手を抜かずに美しく書くこと。但し、提案項目の中で「添付資料○のように」と書くのは評価されない。